【Type-C単体で修理成功】E595 DCジャック・アダプタ電源コネクタ故障 5台事例あり
・Type-Cコネクタにぐらつきがある。
・Type-Cコネクタをぐらつかると一瞬電源が入る。もしくはランプがつく。
このような症状はType-Cの故障で多い事例です。
参考URL:
Type-C故障の事例検索
●事例1 E595 20NF-CTO1WW
ご申告は、電源コネクターの接触不良とのことでした。
分解していきます。
電源コネクター部分
さらに分解して基板を出していきます。
Type-Cの故障でLenovoに修理を出すとマザーボードの全体交換となります。
理由はType-Cのコネクタはマザーボードに直付けされており、部分交換をするには技術者のスキルが必要なのと、修理に時間がかかるためです。
ます。
●Lenovoでの修理費用 57,750円~
https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/hf000982#01
●Type-Cコネクタ故障の訪問修理でマザーボード全体交換を実施
https://www.lenovo.com/jp/ja/articletop/pc/repair-support/?orgRef=https%253A%252F%252Fwww.google.co.jp%252F
マザーボード部品はパソコンの中でもメインとなる部品でパソコン全体のコストの中でも大部分を占めるパーツ。そのためメーカーでマザーボード交換となる場合、修理代金が高くなってしまうのです。
弊社ではマザーボード全体を交換せずに、Type-Cコネクタの故障箇所をピンポイントで交換するため安価に修理が可能となります。
今回もType-Cコネクタ単体での修理を試します。
コネクター部分を取り外し清掃します。
清掃後
新しい電源コネクターを取り付けました。
元の状態に戻し、充電できるか確認します。
無事充電できることを確認できました。
●事例2 E595 20NF-CTO1WW
Type-C差し込み口が曲がってコネクタが挿せない。電源コネクタ部分(USB-C)の破損により、コネクタが入らない状態とのことです。
確認するとPCのDCジャックの端子が変形しているため、アダプターのタイプC端子が中まで入らない状況です。
分解して確認してみるとこのように上に曲がってます。
別角度
新しいDCジャックに交換していきます。
曲がったDCジャックを取り出し清掃します。
清掃前
清掃後
新しいDCジャック取り付け後
組み立て後、ストレスなくコネクタをさせるようになりました。
充電できることを確認して作業終了です。
●事例3 E595 20NFCTO1WW
電源が入りません。しばらくはバッテリで動作してましたが充電切れで電源が入らなくなりました。
Type-Cコネクタとアダプターのコネクターの中に焦げた跡がありました。
右が損傷した元のType-Cコネクタ。左が正常品です。
交換を実施
Type-Cコネクタの交換と同時にアダプタも交換にて完了しました。
●事例4 E595 20NF-CT01WW
コンピュータは起動しません。電源LEDも、コネクタを動かしても反応しません。
確認するとType-CコネクタのDCジャックが故障した原因ははんだ付けの問題であることを確認できました。
交換後充電LEDも正常に点灯
充電マークも正常
●事例5 ThinkPad E595
充電ができない。 アダプタを交換しても同様。 コネクタ部分を強く押すと充電ができるのでコネクタの不具合と思われます。
該当のコネクタを交換
接点を清掃
交換を実施
充電OK
正常起動しています。
LenovoのType-Cコネクタは多数在庫があります。
即日修理も対応可能です。フォーム入力時「即日希望」と記載ください。
*14時までのご来店で当日返却。14時以降のご来店時には翌日午前中返却可能です。