【Type-C単体で修理成功】 X1 Gen1 USB type-Cポートが認識しない
・Type-Cコネクタにぐらつきがある。
・Type-Cコネクタをぐらつかると一瞬電源が入る。もしくはランプがつく。
このような症状はType-Cの故障で多い事例です。
参考URL:
Type-C故障の事例検索
今回のご申告は、本体左の真ん中にあるUSB typeCポートの接続不良です。
USBデバイスを挿したときにデバイスが認識されないとのことでした。
分解し、typeCポート部分の基板を取り出します。
こちらが認識されないポートになります。
Type-Cの故障でLenovoに修理を出すとマザーボードの全体交換となります。
理由はType-Cのコネクタはマザーボードに直付けされており、部分交換をするには技術者のスキルが必要なのと、修理に時間がかかるためです。
ます。
●Lenovoでの修理費用 57,750円~
https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/hf000982#01
●Type-Cコネクタ故障の訪問修理でマザーボード全体交換を実施
https://www.lenovo.com/jp/ja/articletop/pc/repair-support/?orgRef=https%253A%252F%252Fwww.google.co.jp%252F
マザーボード部品はパソコンの中でもメインとなる部品でパソコン全体のコストの中でも大部分を占めるパーツ。そのためメーカーでマザーボード交換となる場合、修理代金が高くなってしまうのです。
弊社ではマザーボード全体を交換せずに、Type-Cコネクタの故障箇所をピンポイントで交換するため安価に修理が可能となります。
今回もType-Cコネクタ単体での修理を試します。
外見での破損は見られませんが、交換のため、不具合が発生している方(画像左側)のUSB Type-Cポートを取り外しました。
取り付け後
交換後にポートが認識するか確認を行いましたが認識しませんでした。
そこで、USB Type‐Cのコントローラチップ「4S311」を同型のものに交換。
交換したポートにマウスやディスプレイを接続し、認識するようになりました。
LenovoのType-Cコネクタは多数在庫があります。
基本の修理期間は2~4日(営業日)。即日修理も対応可能です。
*同じモデルで類似の故障修理事例です。
X1 Gen9 20XXCTO1WW USB Type-C破損