【 10秒でわかる BIOSのCMOS電池交換方法 】

動画で解説 CMOS電池交換する方法

目次

CMOSが劣化すると


CR2032の電池の場合、初期値は3Vです。年数経過とともに電圧が低下していきます。 劣化が進むと、起動時に「CMOS Battery Failure. Press F2 to Enter BIOS Setup」などのエラーメッセージが表示されます。(スキップで起動できることも多い)

ノートとデスクトップPCのCMOSの違い


デスクトップ用の場合、ボタン電池のため簡単に交換可能です。


ノートパソコンの場合、ボタン電池でなくパッケージされたボタン電池になっていることがあります。デスクトップ用のCMOS電池と違い、一般には市販されていません。


マザーボードに直接はんだ付けされているケースもあります。この場合CMOSは交換不可


15.6インチ未満の小さいサイズで、バッテリーが取り外しできない内蔵タイプの場合、CMOSをクリアするボタンが搭載されていることがあります。
収納スペースを節約するためにCMOSが電池タイプではなく、バッテリーの機能の一部になっているケースが多いです。

CMOS電池交換する手順


1. CMOS電池を購入


デスクトップパソコンならCR2032が使われていることが多いです。


2. 電源を完全に切断する


電源BOXから延びるケーブルを外してください。ノートパソコンの場合はバッテリーを取り外し


3. CMOS電池を取り外す


ソケットの爪を外側に倒します。ボタン電池が浮いてから取り外し。



ノートパソコンタイプの場合、メモリのカバーと同じ個所にCMOSが収納されているされているケースがあります。


4. 新しい電池を取り付ける


印字のある方が表になるように取り付け。押し込んでカッチとなればOK


5. 電源ON


日付設定のエラーが表示されることが多いです。一度、電池が取り外されたため時刻設定がOFFになるためです。
*メッセージの内容はモデルによって異なります。


6.日付を再設定後、再起動

正常に起動できるか確認してください。BEEP音などで起動しない場合はBEEP音の事例一覧からエラー内容を確認してください。


【関連URL】
 BIOSの起動方法


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