Fusion Driveの目次
Fusion Driveの構造
iMac本体にはSSDとHDDが内蔵されています。
FusionDriveを利用すると、SSDとHDDを一体化して仮想的に1つのドライブとして利用できます。
FusionDrive利用時
1つの仮想ドライブとして取り扱い
Windowsのパソコンなど
一般的なパソコンでSSDとHDDを利用する場合、それぞれのメディアに別々のデータが保存されます。
SSD(Cドライブ)+ HDD(Dドライブ)などの利用が一般的。
Fusion Driveが搭載されているiMacモデル
2020年までのiMacが対象です。
・21.5インチ iMac 4K 2013年
・27インチ iMac 5K 2017 2015 2013 2012年
*2021年以降のiMacdではSSDが標準になっています。FusionDriveは不評であった採用されていません。
【関連URL】
iMacモデル一覧
メリットとデメリット
元々は高速なSSDと大容量のHDDを利点を併せ持つストレージとしてSSDとSSDのいいとこ取りとして発売されましたが
発売当初からAppleがアピールするほどには、性能と費用のコスパがよくないことは知られていました。
最大のデメリットは故障時のリスクが非常に高いこと。
通常なら、HDDとSSDを両方を使っていても片方が壊れても片方は正常です。Fusion Driveの場合、SSDかHDDどちらが故障してもデータ復旧が困難になります。HDDとSSDの寿命が違うにもかかわらず、どちらかの故障に引きずられるため故障リスクが2倍となります。
Fusion Driveを有効活用するとすれば、SSDは2つ搭載したままで、片方をOS用。もう片方をデータ用にすること。このケースでは、どちらかが壊れてもOSかデータ、どちらかは残ります。壊れないハードウェアは存在しませんが、構成や使い方によって、なるべくダメージを少なくすることはできます。
2024年現在、SSDの価格も下がり、HDDの速度が向上しているためFusion Driveを選択する理由は見当たりません。
Fusion Driveが故障したときのデータ復旧の困難性
SSDとHDDどちらかが破損してしまった場合は、一般の方には復旧は困難です。SSDが破損している場合は復旧不可能となります。データ復旧業界でもFusionDriveは最高難易度とも呼ばれます。
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